髪のお悩みには、白髪・くせ毛・多毛・薄毛・猫っ毛など、さまざまなものがあります。
その中でも特に多くの方が気にされているのが「白髪」です。
白髪があるだけで、
「実年齢より老けて見える」
「疲れているように見える」
そんな印象を与えてしまうこともあり、鏡の中で見つけるたびに気分が沈んでしまいますよね。
今回は、白髪染めを考える前にぜひ知っておいていただきたい、白髪の仕組みと原因についてお話しします。
実は、髪の毛はもともと白い
髪の毛は、本来は白い状態で作られます。
黒髪として生えてくるのは、髪が成長する過程でメラニン色素が取り込まれるからです。

しかし何らかの原因でメラニン色素が作られなかったり、髪の中にうまく取り込まれなかった場合、そのまま白い状態で生えてくる髪が「白髪」です。
白髪が生まれる仕組み
メラニン色素は、メラノサイトという細胞で作られます。
この細胞内で「チロシン」という物質が、チロシナーゼという酵素の働きによってメラニン色素へと変化します。

ところが、このチロシナーゼの働きが弱くなると、メラニン色素が十分に作られず、髪に色がつかなくなってしまうのです。
注目されている「酸化」という原因
近年、白髪の大きな原因のひとつとして、酸化が関係していると考えられています。
毛髪内でメラニン色素を作るメラノサイトが、酸化によってダメージを受け、機能しなくなることが分かってきました。

主な酸化の原因は、紫外線による酸化 大気汚染による酸化 活性酸素による酸化。
特に紫外線は、色素幹細胞に悪影響を与え、DNAを傷つける要因のひとつとも言われています。
白髪の原因として考えられる4つの要素
白髪の原因は、大きく分けて次の4つが考えられています。
・遺伝
家族に白髪が多いと気になる方も多いですが、実は医学的にはまだはっきりと証明されていません。
・ストレス
ストレスによる血行不良で、髪や頭皮に必要な栄養が届きにくくなると考えられています。
・栄養不足
髪やメラニン色素の生成に必要な栄養が不足している場合も、白髪の一因となることがあります。
・加齢(老化)
年齢とともに細胞の働きが低下することで、白髪が増えていくのは自然な変化でもあります。
白髪の原因は、まだ完全には解明されていません
老化、遺伝、ストレス…。
さまざまな説はありますが、白髪の原因は今なお完全には解明されていません。

だからこそビリードエビスでは、
「ただ染める」だけではなく、
白髪の出方・髪質・頭皮状態・ライフスタイルまで考慮しながら、お一人おひとりに合ったカラーやヘアケアをご提案しています。
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