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似合うショートを切る際に大切にしている2つのこと

いつもご来店いただいているお客様。

今回は『前髪や顔まわりの長さは残しつつ、襟足の長さと当頭部の丸みを作りたい』と、オーダーをいただきました。

サイドとバックの軽さのバランス

毛先を軽くすることで、黒髪でも重く見えずやわらかく見えるヘアスタイルにしたいので、裾足も短くしながらも遊びが出るように長さを残すカットをしています。

サイドの毛先をここまで軽くする場合、襟足の軽さも当然必要になってきます。

最初から襟足の長さを短く切ってしまうと、軽くした後には相当な短さになってしまいます。

ある程度の長さを残してから梳くことで、バランスの良い軽さのショートになるのです。

髪が多い人でも後頭部は梳かない

絶壁になりがちな後頭部の丸みは、髪を梳くバランスがとても大切になります。


赤く囲んだ耳後ろの部分は、耳にかけたりもするので髪の量が溜まりがち。
前から見た時のシルエットにも影響のない部分なので、たくさん梳きます。

青く囲んだ後頭部の部分は、絶壁でお悩みの方だったら梳きません。

髪が多いからたくさん梳くのではなく、丸みが残るように梳くことで、パーマをかけたりスタイリングを特にしなくてもキレイな丸みが出せるようになるのです。

 

シルエットのバランスがよくなると洋服とのバランスもよくなるので、今まで似合わないなと思っていた洋服が似合うようになることも。

あなたにとって一番バランスの良いヘアデザインをこれからも作っていきます。

関田大輔

関田大輔

特にカットに定評があり、まとまりのある長持ちするスタイルを作ります。 都内数店舗を経験し、2003年より土橋勇人率いる青山のDIFINO(ディフィーノ)に参加し15年間勤務。副店長を経て2018年ビリードを設立。

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