恵比寿の美容室「ビリードエビス」の関田大輔です。
ロブヘアが現在も人気の髪型です。
長かった人もバッサリ切って、伸ばしていた人も切りそろえたりするほど。
そんなロブヘアも、夏から秋になると髪の色は暗くしている方が多いです。
でも、ただ暗くするだけだと重たく見えがちなのはイヤ。
そこで今回ご紹介するのは重めベースのロブでも柔らかい動きのあるカラー『ホイルカラー』です!
ビフォアの状態。
段(レイヤー)の一切入っていないボブです。
ここにカラーリングをしていきましょう!
使用する薬剤は今回3種類です。
①ホイルカラー用の明るくするカラー剤
②根元の新しく生えた黒い髪を明るくするカラー剤
③毛先の明るく抜けた茶色い髪を暗くするカラー剤
目的によってカラー剤を塗り分ける事で、ダメージも軽減できるのが美容室のカラーのいいところですね。
メッシュカラーを入れる
メッシュカラーは髪の長さによって入れる枚数が異なります。
ショート・・・10枚
ボブ〜ミディアム・・・30枚
セミロング〜ロング・・・60枚
長さによって髪の流れ、見え方は変わってきますので入れる枚数も異なるのです。
今回はロブなので、30枚のホイルを入れていきます。
パネルを持ち上げて、チップ(毛束)を取ります。
取ったチップ(毛束)をホイルに乗せます。
ホイルに乗せたチップに①のカラー剤を塗布します。
塗ったらホイルを折りたたむ。
ホイル30枚入れた状態です。
温める機械で10分放置します。
ここからさらに残りの部分にカラー剤を塗っていきます。
残りの髪を染める
今回のカラーリングは7レベルのヘルシーヘーゼルという色を使います。
外国人の素髪のように。赤みを抑えた寒色ベージュ。
フリンジが揺れると動きが出るように、髪が揺れると隠れていたカラーが出る「フリンジアッシュ」で、さりげない違いを楽しんでいただきます。
根元の新しく生えた黒い髪には②の明るくするカラー剤を、毛先の明るく抜けた茶色い髪には③の暗くするカラー剤を塗っていきます。(この前にカラーの持続を良くするために、ケラチンなどの事前処理をしてあります)
仕上がり
いかがでしょう??
ベースは暗めでも、ホイルカラーで明るくする事で柔らかな動きが出ます。
ホイルカラーのいいところ
●髪が立体的に見えるので、ボリュームアップして見える
●重かったヘアが軽やかに見えてまるで外国人のよう
●明るい髪が出てくるので、表情も明るい印象に
●全体を明るくするわけではないので、髪への負担が少ない
●カラーが筋状に入るので、浮いた白髪が馴染みすくなる
などが挙げられます。
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